UX KANSAI #1 ブートキャンプ 2017/06/03

内容

  • 参加のきっかけ
  • イントロダクション
  • マシュマロチャレンジ
  • 最悪トラベル(とそれを改善するサービス)
  • まとめ

参加のきっかけ

IoTやディープラーニングを始め、半導体技術のさらなる発達により、様々な技術が頭角を表してきたと感じます。
さらに、UXデザイン概論を受けて、IoTによるサービスの変化、そしてこれからのデザインの変化を感じました。この先、数十年働く上で、ただモノを作れるだけでは食べていけなくなると考えて、参加しています。

実は前回のUXデザイン概論ではUX、UXDとは何か?を自分の言葉で説明できるほど理解できなかったのが現状です。

今回こそは、周りに「正しく」UXDを伝えるために、自分に落とし込むぞっと思い第1回に臨みました。

1 .イントロダクション

モノとコトの関係

私たちが普段作っている製品は、ある目的の為に使われる道具モノのイメージ。そして使い方をサポートしたり、直したりするのがサービスだと勘違いしていました。

ここで学んだことは、全てはサービスだということ。

例えば、デジタルカメラやスキャナーを「道具」と考えて売るのではなく、その道具を使うことは、アナログデータをデジタルデータに変換する「こと」、サービスと考える。

使い方やどこに魅力を感じるかは人それぞれなんですが、モノを作る上で、どういったサービスを提供できるか、またどういった体験をしていただくかが大切です。

しかし実務で私が考える場はまだまだ少ないです。

まずそこのデザインから変えていかなければ、プロダクトアウトばかりで、製品は変わっていかないだろうと感じました。

お客様の満足度や、モノを利用した時の体験をどうデザインするか?

「体験を通じてこう感じてもらいたい」を実現する方法がUXD(User Experience Design)です。

-スキルと発達

このワークショップでは、9回を通してUXDを習うのではなく学び、自分のスキルにすること。そして発達しなければいけないとのことです。

スキル=(知識や技術)+判断

知識や技術は習えばわかります。

例えばネットで検索したり、人に聞いたり、本を読んで知ることができる範囲は知識や技術の範囲で、それで身についたとはなかなか言えません。

では判断とは?
1.常に好奇心と問いを持って生きる(なぜ)
2.モノではなくコト(ヒト)を見る(サービスとは何か)
3.常にゴールを意識する(本当にそれが目的か)
4.人と違う方向から見る(予定調和を壊す)

一朝一夕でできることではなく、意識してゆっくりと体質から変えて行かなければいけない4点です。

さらに発達とは?

  1. 具体的な体験(体験を経験へ)
  2. 省察(経験を多様な観点から振り返る)
  3. 概念化(他の状況への応用を可能にする)
  4. 試行

1で実際に作ったり行動して、その沢山の体験をエピソード化する。そしてその経験を振り返り自分の価値に落とし込むというところまで持っていくこと。

ただ、UXDに関する体験をこの9回以外でするのは難しいです。実務では経験を積む意識改善から生かしていきたいと思います。

-マシュマロチャレンジ

マシュマロチャレンジとは規定の材料(マシュマロ パスタ20本 テープ 紐 はさみ)を用いて18分でマシュマロをてっぺんにつける(パスタでさす等)タワーを作り、タワーの高さを競います。

ただし、コミュニケーションは口頭のみです。

2回中、2回ともタワーは崩れることなく作成できました。

ただ、1回目のリフレクションを行っている時の

「1位を取れなかった班が腕組みをして考えても仕方がない。 」

この日、一番刺さりました。

2回目はもっと良くしようと各チームが思考をめぐらしている中、スタート時点で、すでにビハインド。

他の事例を見る。すなわち知らないことを見る、成功/失敗例を見て、自分へのインプットを増やす機会を失ったのです。

確認しておけば、リフレクション時に自チームが「なぜ、失敗したのか?どこが良かったのか」だけ考えるのではなく、「他チームがなぜ成功したのか?」まで考えられ、2回目のタワーに生かすことができたのだと思います。

ちなみに、2回目はマシュマロを60cm以上まで持ち上げられましたが世の中には90cm以上までタワーを作れるチームが存在するようです。

-最悪トラベル

ブレストでグループごとに最悪の旅行を考えるというワークショップです。その後は、各チームの最悪トラベルを交換し、その問題に対するサービスを考えます。

実はブレスト初体験!流れは知っていても正直どう取り組めばいいかわからない状態でした。

さらには、マシュマロチャレンジで、他のアイデアの確認しなければいけないと言われているのに、また繰り返します。

結果、全チームが「海外旅行で死んでしまう」に近いストーリーを作っていることに、先生の喝が出るまで気づきませんでした。どのグループも近いことを考えているというのは割と衝撃的ですね。

再度考え直した最悪トラベルは、「ダブル不倫旅行」。

出張と言って、出ていく夫は不倫旅行。そして出張と知った妻も、旦那の親友と不倫旅行にでかけ、帰りの新幹線指定席で出会ってしまい修羅場、家に帰ってもグチグチとその話題をひっぱり出されるというストーリーとなりました。

サービスを提供するのは恥ずかしい写真のインターネット旅行と題しまして、LINE誤爆問題。

問題点を並べ、最初は主に「誤爆をいかに未然に防ぐか?」を、後半は「誤爆後の対処」についてを議論しました。

ブレストで気づいた自分自身に対する問題として、「とにかく書く」という方法を鍛えなければいけない部分だと感じました。

私の脳の悪い癖で、本当にこの流れでいいのか?や定義は何か?と冒頭で考えてしまうとずっと気にしてしまう癖があります。

でも、意見として言えるほど自分の中ですぐに違和感の原因に気づけないということが多く、自分が納得いく所まで思考してしまい、あまり動かなくなります。

それと同時に無意識に視野も狭めています。今更ながら考えてみると、普段の業務でもかなり色濃く出てる状態です。

頭だけで考えるのではなく手や身体で考える習慣、「外化」を習慣づけていかなければ、いつまでたっても、この癖に対してしっくりくる付き合い方が、自分に身につかないだろうと反省しています。

まとめ  母は「浦島太郎」が最悪トラベル?

母「私も海外旅行を考えるけど、そういう話なら最悪トラベルは『浦島太郎』かな」

私「浦島太郎?確かに旅行やな。でも、なんで?龍宮城やで?!玉手箱はあるけど…」

母「だって、旅行してる間に知っている人がみんないなかったり、知らない街になってるのは嫌かなぁ」

私「あっ、なるほど。そこが問題なんや。」

ワークショップの内容を周りの人たちと話しているうちに気づくのは、「最悪トラベル」の質問はその人の価値観が聞ける面白い質問だったんだなということ。

全員の趣味や価値観で変わる話をどうまとめるのだろうと考えたところ、とある言葉を思い出したので引用します。

『ある企画に対して「筋がいいね」って言ったときに「うん」と言う人と言わない人がいて、それは趣味のもんだいではなくて、「同じ問題意識を持ってるかどうか」なんです。』

引用元  宮本茂「ひとりではつくれないもの。」の中で。

この「同じ問題意識」と言うものを次の機会に試せたらと考えています。「どんな視点があるか?」や「それぞれの考える問題点はどこか?」を話したり、分類できるようになっていきたいです。

以上になります。